発想する会社

書名:発想する会社 世界最高のデザイン・ファーム IDEOに学ぶイノベーションの技法 著者:トム・ケリー&ジョナサン・リットマン 訳者:鈴木主税・秀岡尚子 昔、リーン・スタートアップや、デザイン思考について、集中的に調べていた時期に、購入したものの…

スマホ脳

書名:スマホ脳 著者:アンデシュ・ハンセン 訳者:久山葉子 最初のスマホはiphone 3GSだった。あれから10年以上使い続けていることになる。手に取った当時は、自由度の高さ、新しい体験に感動したが、今ではすっかりスマホに囚われている。スマホの依存性は…

EV.Café 超進化論

書名:EV.Café 超進化論 著者:村上龍 坂本龍一 10年以上前に購入し、積読になっていたが、断捨離のため斜め読みをした。菊池成孔の影響で、ニューアカデミズムに興味があったので、購入したのだと思う。 ■新しく知った知識/視点(書籍本文の引用/一部編集…

傾聴のコツ―――話を「否定せず、遮らず、拒まず」

書名:傾聴のコツ―――話を「否定せず、遮らず、拒まず」 著者:金田諦應 普段、自分ばかり話して人の話を聞いていないという自覚がある。自分でも変えたいと思っていながら、なかなか、変えることができないため、タイトルを見て手に取ってみた。 ■新しく知っ…

中学生にもわかる化学史

書名:中学生にもわかる化学史 著者:左巻健男 大学生になったばかりの教養課程の授業で科学史/科学哲学の授業が非常に面白かった。歴史的な発展の過程を知ることは、ある分野の理解を深めるのに役立つという実感がある。専門が化学ということもあり、手に…

葉隠入門

書名:葉隠入門 著者:三島由紀夫 学生時代、三島由紀夫が最も好きな作家だった。彼の修飾の多い華麗な文章を読み進めることで、頭の中に想起されるイメージに幻惑されるような感覚が大好きだった。 久しく小説を読むことも無くなってしまったが、没後50年と…

1993年の女子プロレス

書名:1993年の女子プロレス 著者:柳澤健 柳澤健氏の著作は、アントニオ猪木、UWF、棚橋と中邑の3冊を読了済みで、いずれも夢中になって読んでいた。『1993年の女子プロレス』はAmazon Prime Readingで見つけたため、女子プロレスはラスタとんねるず?の豊…

御社の新規事業はなぜ失敗するのか?~企業発イノベーションの科学

書名:御社の新規事業はなぜ失敗するのか?~企業発イノベーションの科学 著者:田所 雅之 新規事業に携わるものとして、何等か成功のコツを掴みたいと考え手に取った。 ■新しく知った知識/視点 (書籍本文の引用/一部編集) 〇現状認識/トレンドについて …

出世するなら会社法

書名:出世するなら会社法 著者:佐藤 孝幸 仕事において合弁やカーブアウトなどの話題が挙がることがあり、会社を運営するとはどういうことなのか?起業するにはどういうことを知っておく必要があるのか?を知りたいと考え、この本を手に取った。 「役員」…

やりなおし高校地学 ──地球と宇宙をまるごと理解する

書名:やりなおし高校地学 ──地球と宇宙をまるごと理解する 著者:鎌田浩毅 最近、地質や鉱物などに興味があるにも関わらず、学生の時に地学を学習したことが無かったため、手に取った。地学は、ミクロの鉱物からマクロの宇宙の果てまで、「固体地球」「岩石…

はじめて読む人のローマ史1200年

書名:はじめて読む人のローマ史1200年 著者:本村凌二 『ローマ人の物語』など話題になっているにも関わらず、世界史に疎いため、手っ取り早くローマ帝国に関する知識を得たいと思い手に取った。 ●経済面 ・十八世紀までの人類史のなかで、ローマの五賢帝時…

管理者の判断力 ラショナル・マネジャー

書名:管理者の判断力 ラショナル・マネジャー 著者:C.H.ケプナー/B.B. トリゴー 訳者:上野一郎 職場にてKT/DA法という技術の紹介を受け、原著を手に取ってみた。 KT:ケプナー・トリゴー、DA:Decision Analysisの頭文字というところまで は知っていたの…

舞妓Haaaan!!!

「舞妓Haaaan!!!(2007)」を観ました。 予想をことごとく裏切られるクドカン流の脚本を堪能しました。 最後の方、ちょっとついていけない感もありましたが・・・ それも、違和感なく回収できるところがすごいのかもしれません。 話には聞いて想像するけれども…

ウィルスは生きている

書名:ウィルスは生きている 著者:中屋敷 均 訳者:田沢恭子 冬場になると、「アルコール消毒でウィルスを殺してください」 なんてことを聞く度に、「ウィルスは生物じゃないし~」 みたいに思ってイラっときている理系人間だったので、 タイトルにひかれて手…

バッテリーウォーズ 次世代電池開発競争の最前線

書名:バッテリーウォーズ 次世代電池開発競争の最前線 著者:スティーヴ・レヴィン 訳者:田沢恭子 個人的に電池の技術開発状況に興味があり読みました。 特に、第一部のアルゴンヌ国立研究所を中心としたNMC材料開発に関わる話が面白いと感じました。 電池事…

日本のいちばん長い日

「日本のいちばん長い日(2015)」を観ました。 史実の再現を3時間弱の映画で行うのは難しいと思います。陸軍将校を決起に至らせる時代の空気は、理解するに至りませんでしたが、役所広司さん演じる阿南陸軍大臣の懊悩は、響きました。 昔、「失敗の本質ー日本…

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012)」を観ました。 インドの方が主人公ということに引っ張られたのか、「スラムドッグ$ミリオネア(2008)」のことを思い浮かべました。どちらも奇妙な人生譚、どんどん引き込まれます。 中盤以降は、一人芝居の…

シン・ゴジラ

「シン・ゴジラ(2016)」を観てきました。 鑑賞中は、BGM、テロップ、設定が細かい世界観など、まんま「「新世紀エヴァンゲリオン(1995)」やんという思いが拭えませんでした。第○シトが今回のゴジラだったとしても違和感がなかったかもしれません。 とはいえ…

ボギー!俺も男だ

さて、ブログタイトルのアラン・フェリックスとは誰か? 私の大好きなウディ・アレン脚本・主演の作品「ボギー!俺も男だ(1972)」の主人公の名前から拝借しました。 主人公の元妻が主人公に向かって言う「あなたはwatcherだけど、私はdoer、私は参加したい…

はじめに

私は30代の中堅エンジニアです。 読書、映画鑑賞、音楽鑑賞などが趣味なのですが、せっかく読んだり、観た映画でも、時間が経つと、すっかり忘れてしまっている今日この頃です。 感想を記録することで、覚えていられるのでは?と思い立って、ブログを始める…