2020-01-01から1年間の記事一覧

中学生にもわかる化学史

書名:中学生にもわかる化学史 著者:左巻健男 大学生になったばかりの教養課程の授業で科学史/科学哲学の授業が非常に面白かった。歴史的な発展の過程を知ることは、ある分野の理解を深めるのに役立つという実感がある。専門が化学ということもあり、手に…

葉隠入門

書名:葉隠入門 著者:三島由紀夫 学生時代、三島由紀夫が最も好きな作家だった。彼の修飾の多い華麗な文章を読み進めることで、頭の中に想起されるイメージに幻惑されるような感覚が大好きだった。 久しく小説を読むことも無くなってしまったが、没後50年と…

1993年の女子プロレス

書名:1993年の女子プロレス 著者:柳澤健 柳澤健氏の著作は、アントニオ猪木、UWF、棚橋と中邑の3冊を読了済みで、いずれも夢中になって読んでいた。『1993年の女子プロレス』はAmazon Prime Readingで見つけたため、女子プロレスはラスタとんねるず?の豊…

御社の新規事業はなぜ失敗するのか?~企業発イノベーションの科学

書名:御社の新規事業はなぜ失敗するのか?~企業発イノベーションの科学 著者:田所 雅之 新規事業に携わるものとして、何等か成功のコツを掴みたいと考え手に取った。 ■新しく知った知識/視点 (書籍本文の引用/一部編集) 〇現状認識/トレンドについて …

出世するなら会社法

書名:出世するなら会社法 著者:佐藤 孝幸 仕事において合弁やカーブアウトなどの話題が挙がることがあり、会社を運営するとはどういうことなのか?起業するにはどういうことを知っておく必要があるのか?を知りたいと考え、この本を手に取った。 「役員」…

やりなおし高校地学 ──地球と宇宙をまるごと理解する

書名:やりなおし高校地学 ──地球と宇宙をまるごと理解する 著者:鎌田浩毅 最近、地質や鉱物などに興味があるにも関わらず、学生の時に地学を学習したことが無かったため、手に取った。地学は、ミクロの鉱物からマクロの宇宙の果てまで、「固体地球」「岩石…

はじめて読む人のローマ史1200年

書名:はじめて読む人のローマ史1200年 著者:本村凌二 『ローマ人の物語』など話題になっているにも関わらず、世界史に疎いため、手っ取り早くローマ帝国に関する知識を得たいと思い手に取った。 ●経済面 ・十八世紀までの人類史のなかで、ローマの五賢帝時…

管理者の判断力 ラショナル・マネジャー

書名:管理者の判断力 ラショナル・マネジャー 著者:C.H.ケプナー/B.B. トリゴー 訳者:上野一郎 職場にてKT/DA法という技術の紹介を受け、原著を手に取ってみた。 KT:ケプナー・トリゴー、DA:Decision Analysisの頭文字というところまで は知っていたの…