ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012)」を観ました。
インドの方が主人公ということに引っ張られたのか、「スラムドッグ$ミリオネア(2008)」のことを思い浮かべました。どちらも奇妙な人生譚、どんどん引き込まれます。
中盤以降は、一人芝居の設定になるのですが、トラとの緊張感や、夢想的な挿話など、全く飽きさせません。
3D映画だったのですが、DVDでの2D鑑賞だったので、監督が狙った視覚効果をフルで体験できていないのですが、夜の海上の幻想的な描写は非常に美しかったです。
物語最後の保険調査員への調書のくだりで、「あれ、ほんとの話はどっちなんだろう」とぐらっと揺さぶられる感じもたまりませんでした。
個人的な評価:★★★★☆(4.0)