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シン・ゴジラ

シン・ゴジラ(2016)」を観てきました。

 

鑑賞中は、BGM、テロップ、設定が細かい世界観など、まんま「「新世紀エヴァンゲリオン(1995)」やんという思いが拭えませんでした。第○シトが今回のゴジラだったとしても違和感がなかったかもしれません。

 

とはいえ、鑑賞後、よくよく考えると深い映画だったなぁという思いが日に日に増しています。

 

これまでのゴジラシリーズの中では、初代「ゴジラ(1954)」が白眉だったと思います。人間と対峙する不条理な脅威という位置づけの方が、vs○○的な位置づけよりも、深みが出るのかもしれません。

※スーパーXとかいう安易な名前の兵器で立ち向かう「ゴジラ(1984)」は除く

 

初代「ゴジラ」では、太平洋戦争での空襲の恐怖を想起させる存在でしたが今回の「シン・ゴジラ」では、東日本大震災での津波原子力事故の恐怖を想起させるものとして成功していると思います。ゴジラが通過した町(≒津波)、対ゴジラ作戦(≒原発事故対策)は、あの震災に(私の場合、テレビを通して)感じた恐怖を想起させるものでした。

 

約5年前の震災を共有している我々にとっての「シン・ゴジラ」は、戦中世代の方々にとっての初代「ゴジラ」と同じなのかもしれません。

 

映像のリアリティもUS版「GODGILLA ゴジラ(2014)」以上でしたし、ゴジラファンにとっても、BGM(個人的には、「三大怪獣 地球最大の決戦(1964)」のもの)や初代「ゴジラ」を思い出させる電車とゴジラの絡みなど、くすぐられるポイントがたくさんでした。

 

個人的な評価:★★★★☆(4.0)